ここはあせらず、ゆっくり慎重にトイレに向かう芳樹。
(あせると、ミスが起きるんだよ… 平然を装うべきだ… )
肛門の収縮に、神経を使いながらも、あらかじめ、トイレ内で起こりうることをシュミレーションする。
(トイレットペーパーのない個室に入ってはダメだ…
音は、もうどうでもいい… むしろ、豪快な音のほうが後味がいいな… )
脂汗が、ピリピリとこわばった顔から出る。
トイレの個室を前にした瞬間、思わず口元が引きあがる。
ベルトのバックルを、超絶なスピードではずす。もはや、指先は冷たくなっているが、その作業は的確であった。
洋式に腰を下ろした瞬間、彼には天国が見えた。
ぶりぶりぶり!!!!
長い間、苦しんだ末の脱糞ほど、快楽と達成感を感じるものはないのではないかというほどの、爽快感。
芳樹は、思わず笑った。
「勝った! 俺は俺に勝った!!」
しばらく便座に座り、余韻に浸るが、こうしていると、他の生徒が来てしまう。 せっかく、1番に教室を出たんだから、ここまできたら、ウンチをしたことも、ばれたくはない要因であった。
芳樹は、そそくさとお尻を拭き、レバーを引いた。
流されゆく、大量の物体に、芳樹は思わず、身震いを覚えた。
(あれほどの量が、体から出て行ったのか!? スッゲー、400グラムはあったかも!!)おなかをさすってみると、なんだか、体の1部が抜け落ちた様な気持ちにさえなった。
個室から出て、手を洗う芳樹、そこに始めて、他の男子生徒が、トイレへとやってきた。
その生徒が、特に変わったリアクションを見せるわけでもないのを確認し、芳樹は、すがすがしい表情で、教室へと戻った。
彼の完全勝利である
そして、芳樹のレベルは8上がった。
HAPPY END
